人間というものはいつでも向上心が芽生えるものであり、常に前を目指すし、上を見る。
それは勉強や仕事でも発揮されるし、もちろん趣味でも発揮される。
私は趣味が2つあり、一つはアニメ漫画などのサブカルと、もう一つは自転車(ロードバイク)の趣味である。
今回、どちらの趣味においても「自分とはまだまだ趣味が浅く、思い上がっていた。毛の生えた初心者程度だな。」と痛感。
その1
先輩といつものごとくサブカル商店街を歩いていた時のこと。
ナチュラルにフィギュアを見てアニメイトに立ち寄り、話題の作品について論議していた時、先輩は常に本(漫画、聖典とも言う)を読み、アニメを見、電子書籍を読み、趣味を深めていたのに対し、私は仕事やプライベートの忙しさにかまけて、ほぼアニメや漫画を読んでいなかったことが発覚。
先輩にとって漫画を読むことは息をするのと同じことだったのである…。深い。ディーパーアンドディーパー。
反省した私は、家に帰ってアニメイトで見たBLを即DL。やはり読まないとな。猛反した。
その2
今までよく参加していたライドは、車で行ってそこから自転車を乗り回すのが多かったのだが、なんせ総走行距離が100キロ以下と短いため、不完全燃焼気味だった。
この度、新しく仲良くなった剛脚メンズと一緒に出かけたが、これがまぁ速い。
登りはともかくとして、平坦の速さよ…。
私もそんなに遅くないとは思っていたが、時速35〜40キロ平気で出す。これを維持するのがとにかくキツイ。
ギアを一枚でも落とすと、追いつけなくなるため必死に食らいついたが、さすがに緩斜面では無理だった。こんなしんどいとは。背中が遠い…。
そしてダウンヒルでもこぎ続ける様を見て、「すごいな〜!どこでもペダルこぐんだな、速い人は!」と感心した。時速50キロは軽く出てました。
以前に別のメンズに峠に連れて行ってもらった時も思ったが、やはり彼もダウンヒルはペダルを踏んでいた。速い人は休まないし、油断しないんですね。
まぁまぁ走ってる方だと自負していたが、実は全然大したことなかった、っていうのが大きな刺激だった。色んな人と走れて嬉しい。
剛脚メンズに、「遅くて足手まといになってませんか?すみません。」というと、「いつもと違った走り方ができるので楽しいですよ。フォームの見直しにもなるし。」と答えてくれた。
速い人は心もビッグだ!そもそも考え方が前向きだ。そう感じた実り多き秋の日。
筋肉痛なので早く寝ます。